葬儀のお布施相場の金額は?今さら聞けない大事なマナー!

目次
葬儀のお布施の金額相場は?いくら包むのか目安と渡し方
お布施の金額は決まっておらず、いくら包むとよいのか、迷うことがあります…。
気持ちでよいとされていますが、
お布施には一般の商品やサービスと違って、「明確な料金」というモノがないのです。
僧侶に直接聞いてみると、
「お気持ちで」と返答されるケースも多いと聞きます。
僧侶にお布施を渡すのは、
通夜や告別式、四十九日や一周忌などの法事、
法要でお勤めのお礼としてお渡しします。
今回、「お布施金額の相場」がどの位か調べてみました!
金額は地域によっても違いますが、
抑える方法に渡し方など紹介していきたいと思います!
どのタイミングでお渡しして、いくら包むか分からないので助かります!
よしこさん
お布施は「お礼」なのでアバウトになりがちですが、キチンと相場金額に基づいてお渡しするようにしましょう!
こたろうくん
葬儀のお布施とは?
お布施とは、お葬式などの仏事で僧侶へ読経や戒名を頂いたことへの謝礼としてお寺や僧侶へ渡す金品を渡すことをいいます。
葬儀や法事の際に、読経などの一連の儀式を執り行ってもらったこと。
読経や戒名には対価はないので、
読経料や戒名料といった言葉は使用しませんので気を付けて下さい。
言葉としては聞き知っていても、
正しい意味や役割をご存じの方は少ないのではないでしょうか。
う~ん…。
本当に難しくてわからないですぅ~…。
よしこさん
お布施は僧侶に対しての「お気持ち」でお渡しするもので決まった金額というのはありません。
お寺によって考え方も違いもありますので、
分からない場合は僧侶にお伺いすることが良いと思われます。
(分からない事なので、聞かない方が失礼です)
直接お伺いするのは決して失礼ではないですよ!
…でもちょっぴり勇気がいりますよね!
こたろうくん
調べる時などは「お布施」ですが、記入する時は「御布施」となるのでご注意を!
葬儀・告別式のお布施の相場金額
通夜、葬儀・告別式のお布施は少なくても「15万円」となっています。
通夜、葬儀・告別式にお寺の僧侶を呼んだ場合に、
供養をしてもらった御礼(読経料(どくきょうりょう) 、戒名料 、お車代 、御膳料 )としてお布施を渡します。
お布施は地域性やお寺の考え方や関係、
お寺との付き合いによっても変わります。
お布施の価値は人それぞれ違うので、
予算が限られているのであれば、事情を説明して相談しましょう。
葬儀社の方はとても詳しいので、相談してみてくださいね!
こたろうくん
地域によってお布施の相場があります。
- 北海道、東北地方の相場は「15万円」。
- 関東地方、近畿地方は「20万円」。
- 中国地方、四国地方、九州地方は「15万円」。
お布施の金額はあくまでも「読経料」と考えて下さい。
この他にも、「戒名料」や「御車料」、「御膳料」が必要になります。
葬儀の時のお布施は、
付けてもらう「戒名」のランクによって大きく変わります!
お寺によっては、「10万円~100万円」の開きが出てくるケースがあります。
信士・信女などの低い位の戒名であれば高くても「約40万円」ですが、
院居士・院大姉クラスの場合は、「約100万円」の金額になってきます。
ひゃ…ひゃくまんえん…汗
よしこさん
「御車料」、「御膳料」は、それぞれ5千円~1万円が平均金額の相場になります。
戒名料も一緒に渡す際には、「戒名料を含んでいます。」と渡す時に伝えましょう。
葬儀のお布施は金額に迷うことも多いと思いますので、
葬儀社に相場を確認してみたり、お寺や僧侶に直接確認することで不安を解消すべきです。
わからないままお渡ししても「本当にあっているのか?」モヤモヤした気持ちになりますよね。
そうですよね!
みんなわからないんだから、思い切って相談してみます!
よしこさん
法事・法要のお布施の相場金額と内容
法事・法要のお布施の相場は、3万円~5万円です。
それとは別にお車代を5千円~1万円程度用意するのが一般的です。
法事・法要のお布施の相場は地域によって、宗派によってあまり差はありません。
・初七日
亡くなってから初めて迎える法要が初七日になります。
正式には「しょなぬか」と読みますが、「しょなのか」と言われることも多いです。
遺族や知人の日程に配慮し、葬儀当日に済ませるケースが増えています。
・四十九日
四十九日で満中陰となり「忌明け」を迎えます。
四十九日法要のお布施は、葬儀時のお布施の「約1割」とされているので、3万円~5万円が相場になります。
・納骨
納骨の流れは四十九日法要の後に、
お墓に向かいお寺に納骨式を執り行い納骨を済ませます。相場は3万~5万と言われています。
納骨は四十九日法要に行うことが多いです。
四十九日法要で集まった家族や親族がもう再度集まることが大変な理由が多いからです。
・初盆(新盆)
新盆は、亡くなってから初めて迎えるお盆を「初盆」(はつぼん)、「新盆」(にいぼん)と呼びます。
「初盆のお布施」の相場は、約3万円です。
・お彼岸
彼岸の時期は春の春分の日、
秋の秋分の日の両日を中日として前後3日を合わせた7日間となります。
僧侶にお彼岸法要を頼むと、金額相場は約『3万~5万』になります。
・一周忌
一周忌は亡くなってから満1年で行う法要です。
一周忌の準備にはお寺様・会食・引き出物の手配が必要です。
一周忌法要のお布施は3万円~5万円程度が相場になります。
御車代を5千円~1万円、御膳料5千円~1万円を準備します。
・三回忌
三回忌は亡くなってから満2年で行う法要です。(※大規模に行われる法要は、三回忌が最後になります)
三回忌法要のお布施は、3~5万円が相場です。一周忌と同じ金額と思っておけば大丈夫です!
・七回忌
七回忌は前述通り数え年になりますので、亡くなってから満6年目になります。
法要の規模、声をかける関係が縮小するケースも増え、少しずつ小さくなっていきます。
近親者、家族のだけで集まって供養をするという形に移行していきます。
親戚内が出席する場合は、お寺、会食、引き出物が必要になります。
葬儀のお布施の袋の書き方
お布施を包む際の表書きは薄墨ではなく、普通の黒墨で書きます。
ふむふむ!
そうなんですね!
よしこさん
一般的に「御布施」「お布施」と書きます。
袋の下の部分に、施主のフルネーム、○○家と書くようにします。
※お布施意外の「御車料」「御膳料」はお布施と別に準備しましょう!
中袋の裏面の左側に住所・氏名・電話番号を書きましょう。
お布施は基本「お勤めに対してのお礼」なので金額を書く必要はないかと思いますが、
お寺に持ち帰って分かりやすくして頂く為に記入しておきましょう。
金額の頭には「金」と書きます。
冠婚葬祭で用いる数字は漢数字が基本です。
例: 一・二・三・四・五 ⇒ 壱・弐・参・四・伍と書きましょう!
円は「圓」と書きます!
葬儀のお布施の渡し方
お布施は葬儀の式の前に挨拶する際、
もしくは葬儀後のお礼を伝える際に渡します。
お渡し際には、小さなお盆にお布施を載せたり、
袱紗(ふくさ)の上に置いて僧侶に渡します。
お盆は切手盆などが体裁が良いのですが、
無ければ小さなお盆に載せ、文字の正面を僧侶の方に向けて差し出します。
本日は、父の◯◯に対し、お心のこもったお勤めをして頂きましてありがとうございました。些少ではございますが、これはお礼でございます。どうぞお納めください。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
そういえば、お母さんが切手盆でお布施をお渡ししていたのを見たことがあるわ!
よしこさん
葬儀のお布施の金額を抑える方法
お付き合いのあるお寺がある場合、双方の金額ベースが決まっていると思われるので途中で変更はしない方が良いです!
こたろうくん
出費が重なって、お布施の金額を抑えたい気持ちはよくわかりますが、注意することがあります!
お付き合いが元々あるお寺には「金額を抑える」事は失礼に当たるのです…。
そもそも、お布施は僧侶に対して「お勤めのお礼」。
菩提寺がある場合、今後の法事・法要でお世話になるので、関係がこじれてしまうのは困ります。
菩提寺がない場合、葬儀社にお布施の金額が少ないお寺様を紹介してもらうことが良いです。
葬儀会社を決める時に「お布施」もプランに入れておく!
初めの葬儀社との打ち合わせで見積もりを出してもらう時に、
葬儀内容に「お布施の金額」について決めておく事が良いです。
分かっていれば「決まった金額で葬儀に臨める」からです。
例えば、通夜ぶるまいのお料理や、
お布施に関してもそうなんですが「初めから決まっていない金額」というモノもがあるので、
お支払いは個人でお願いします!という事があります。
全て、葬儀会社の見積もり打ち合わせなどで「決めておく事」が出来れば、精神的にもスムーズに行えます。
戒名は高額にもなるので専門で頼むのもあり!
後は、「戒名」を通常よりしっかりされていて、
価格を抑えている院を選定することです。
位号の「居士・大姉(約40万円〜70万円)、信士・信女(約20万円〜40万円)、童子・童女」でランクも価格も大きく変わってきます!
僧侶はネットで簡単にお願いする方が価格も抑えられる
最近では、ネットで簡単にお坊さんに法事・法要の手配が出来ます!
僧侶のお勤め内容は通常どこでも一緒で、単純に「簡単予約」ができます。
ネットで簡単に手配ができるなんてスゴイですよね!
僕もビックリです!
こたろうくん
その際、金額をしっかり確認しましょう!
こちらが良いと思わなければお会いしないので、高かったらお断りすればよいです。
ちょうどいい金額の場合にお願いすると良いので、「気を遣わず頼みやすい」というメリットがありますね!
「葬儀費用をできるだけ抑えたい」、「高いお布施の金額を安くしたい」、「戒名料を抑えたい」など実際に私が活用した事のある方法を紹介します!
ただ単純に価格が抑えられるだけではなく、
金額や内容、要望も伝えやすいのでトータルで満足のいく選択だと思います。
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まとめ
今回はお布施について色々調べて紹介しましたが、
やっぱり決まったものではないので難しいですね。
お気持ちっていう表現が1番困ります…!
よしこさん
遺族や親族の葬儀・告別式に参加したりしていますが「お布施」に関しては、
僧侶にお渡ししているのは知っていましたが「御布施と記入する」「相場金額」「渡し方」までは最初の方は全く知らなかったです。
何回か親族の葬儀にも出る機会があり、
教えて頂いたりしてマナーの知識も入ってきました。
「知る」と言う事が大切になってきます。
大事な事なので、「お布施の内容や流れ」は覚えておいた方が良いですね!
くれぐれも粗相のない様に。
喪主になる経験は人生で何度も訪れないと思いますが、最低限の知識は必要です!
こたろうくん